タンポポ茶の効能
さて、ノンカフェインで評判なのがタンポポ茶です。タンポポ（英名：ダンデライオン）は一般的に世界中で見ることができるキク科の植物で、タンポポといえば太陽の色をした元気いっぱいの花というイメージですが、私たちが目にするタンポポの多くは海外から持ち込まれた外来種のセイヨウタンポポで、ヨーロッパでは食用にも使われています。
漢方薬としては蒲公英という名で用いられており、古くから世界各地で解毒作用を持つ薬草としても使われてきています。タンポポに関する科学的な研究は世界各地で進められており、アメリカ農務省の研究では、タンポポはエストロゲンホルモンよりも、更にエストロゲン活性の強い作用が認められ、ドイツではタンポポの根の肝臓浄化作用と胆汁合成促進作用、中国ではタンポポの抗菌作用も確認されています。
又、タンポポには希少糖が多く含まれており、希少糖には、血圧降下作用、体内有害物質排泄作用、微生物感染の抵抗力の増強作用、細胞の活性化作用等があるとされています。
更に、ビタミン、鉄分、ミネラルを含む以外にも、胃病全般に効果があるとされており、人間にとって胃は非常に重要な部分で、胃が弱っていれば身体全体までもが不具合になるとまでいわれていますから、まさに健康茶としてはうってつけと言えるでしょう。